

あいにくの雨にもかかわらず,100人を超える一般市民の皆さんが熱心に聴講されました。
第一部の講演では,林先生が一般の方にもわかりやすく,緩和医療はがんと診断された時から必要に応じていつでも実施されるべき医療であり,手術,薬物療法,放射線療法とともに第4のがん医療として,無くてはならない治療のひとつであること。また,痛みはがまんして治療が遅れると,治療が困難な痛みになってしまうので,がまんせずに早く治療することが重要と強調されました。
第二部のパネルディスカッションでは金子先生が薬剤師の立場からがんの痛み治療の中心となる医療用麻薬についてよく知ることで怖さや誤解が解消されることを強調され,梅田先生は看護師の立場から患者さんの立場に立ってお話を聴きますので,ぜひ相談してください。と呼びかけました。会場からは痛みの伝え方,痛み止めの種類,副作用について教えて欲しいという具体的な質問もあり,医療者と患者さんの双方向の意見交換が活発になされました。
タイトル | 平成24年度東京都在宅緩和ケア支援センター講演会 がんと向き合うために〜がんの痛み治療を知る〜 |
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日時 | 平成24年9月23日(日)13:00〜15:00 |
場所 | 東京理科大学1号館17階記念講堂 |
主催 | 東京都在宅緩和ケア支援センター・がん性疼痛緩和推進コンソーシアム |
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