

朝から間断なく降り続く雨の中、700名弱の参加者。ほぼ満席での開催となりました。
第二部では「がん支えあいトーク」と題して1955年頃の塩分摂取の多い時代の「胃がん」から欧米食に変化し、増加傾向にある大腸がん、乳がんに関する変遷とそのメカニズムや治療薬の進化について(独)国立がん研究センター東病院の吉野孝之先生と昭和大学医学部乳腺外科教授の中村清吾先生にお話頂きました。「パネルディスカッション」ではパネリストとしてご登壇された、慶応義塾大学総合政策学部教授の浅野史郎先生がご自身の体験談として、病にかかった時の心の持ち方として「運命として受け入れ、その病気に必ず勝つという根拠なき確信をもつこと」で、がんと「暮らす」「働く」ための心の準備が重要だとお話しされました。
展示ブースではコンソーシアム紹介リーフレットや緩和情報冊子は、お持ち帰りやすいようにあらかじめセットし準備をしていましたが、すぐなくなり、追加で袋詰めするほどのご来場者でした。これらの冊子配布を通じて「がんと痛み」の情報をお伝えすることができたと確信しています。
タイトル | がんと「暮らす」「働く」 |
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日時 | 2012年6月16日(土) 11:15〜16:20 |
場所 | ニッショーホール |
共催 | NPO法人キャンサーリボンズ |
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