

札幌で開催されました『日本緩和医療学会学術大会』の市民公開講座において、オレンジバルーン活動を推進する当コンソーシアムは、マスメディアへの広報活動と一般市民へのご案内、会場でのバッチ配布という形で協賛致しました。
当日は、一般市民750名がご来場され、札幌市教育文化会館 大ホールの2階席まで埋め尽くされる大盛況でした。
70年以上も医師として臨床現場に携わり「日本で最も多忙な100歳」といわれる日野原重明先生と、教育者として長年スピリチュアルケアと介護者・遺族へのグリーフケアを行ってきた高木慶子先生 の対談という形式で行われました。
長年にわたり「いのち」に寄り添ってこられたお二人が、愛する人の死に接した時、私たちは、どのように考え、どのように乗り越えればよいのかということを、エピソードを交えお話されました。
3月11日の大震災は多くの人々の命を奪い、多くの人々が予想だにしない悲しみに直面しながら必死の思いで立ち向かっています。この今、「ささえるいのち、つなげるいのち」というテーマで行われたこの対談は、参加者みなさんの心に響いたことでしょう。
タイトル | ささえるいのち つなげるいのち |
---|---|
日時 | 2011年7月30日(土) 18:00〜19:30 |
司会 | 東札幌病院 小池 和彦 先生 |
講師 | 聖路加国際病院 日野原 重明 先生、上智大学 高木 慶子 先生 |
場所 | 札幌市教育文化会館 大ホール |
主催 | 日本緩和医療学会 |
共催 | 日本ホスピス緩和ケア協会、日本死の臨床研究会、日本ホスピス・在宅ケア研究会、日本がん看護学会、日本緩和医療薬学会、日本サイコオンコロジー学会 |
協賛 | がん性疼痛緩和推進コンソーシアム |
緩和医療の原点である「いのちをささえ、いのちをつなぐ」ことの意義について、より多くの皆さまに理解を深めて頂くこのような機会を、私たちコンソーシアムがお手伝いできましたことを喜ばしく思います。
カテゴリー