
私どもは2008年4月に、がんの痛み治療の普及・啓発を目的とした企業団体「がん性疼痛緩和推進コンソーシアム」を設立いたしました。
これは2007年の“がん対策基本法”施行と歩調を合わせ、“がん緩和ケア・痛み治療”の啓発・普及に注力する企業が結集した活動を行い、より多くのがん患者さんの痛みからの解放を実現しようとする私たちの決意の表明でもあります。
がんは我が国の死因第一位であるにも関わらず、多くの方々は「自分は“がんとは無関係”」で「がんに関する情報は今は必要ない」と思われている風潮が強く感じられます。
それゆえに自分自身やご家族が“がん”になってはじめて手探りで情報を探しているという状況が多く見受けられます。特に“がんの痛み治療”に対する情報が少ないために、痛み治療を充分に受けることがないまま、痛みに苦しみながらがんと闘うというケースも少なからずあるように思われます。
がんの痛みの多くは、医療用麻薬を中心とした治療法で取ることができるということが証明されています。しかし「痛み」は、医療者が客観的に診ることはできず、痛みを持っている患者さんが「自分の痛み」を訴えなければ、痛み治療自体を始めることはできません。がんの痛み治療が広く行われるためには、まずその正しい情報を、多くの方々に知っていただくことが必要だと私たちは考えています。
私たちは産業界の立場から、積極的に“がんの痛み治療”の正しい情報を伝える活動を通じて、「すべてのがん患者さんが痛みから解放される」ことを目指すことを宣言いたします。
がん性疼痛緩和推進コンソーシアム会長
佐藤 健司
がん性疼痛緩和推進コンソーシアム事務局:
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